10月も半ばを過ぎてしまいました。
ここのところ肌寒い日が続いています。
それに冷たい雨が降っています。
皆さんお変わりありませんか?
朝晩うっかりしていると風邪を引いてしまいそうです。
ところで、株の買占め問題が再燃してきました。
村上ファンドが阪神電鉄株の筆頭株主に、そして、阪神球団の上場を提案。
楽天がTBSの筆頭株主に、横浜ベイスターズの売却問題にまで発展か?
日本のプロ野球の再編成問題が、再燃したようです。
一昔前は、ライブドァの堀江もんが、プロ野球球団への新規参入、日本放送株の買収、
衆議院選挙への立候補、広島カープの買収も計画中とか?で話題となっていました。
今度は、三木谷社長の登場です。
ソフトバンクの孫さんも、なにかを狙っているのかもしれません。
この三人の発想と行動パターンは、共通するところがあります。
新興IT企業のオーナーの使命として、株式会社の価値を高めるために
なにか目新しいことに進出する必然性があるようです。
注目度を高めることが、株価維持と株価上昇のテクニックなのでしょうか??
最近一年間の株価チャートをみれば、いろいろと考えさせられます。
確かに、話題が出るたびに株価が大きく変動するようですね。
しかし、収益状況をみると必ずしも優良ではないのです。
企業成長力に期待しての株価ということができます。
前期の連結決算状況で検索してみました。
楽天の決算状況 142.7億円の赤字
Livedoorの決算状況 35.8億円の黒字
Yahooジャパンの決算状況 365.2億円の黒字
利益とは関係なく、大量の資金調達が可能な背景には、
大量の投資資金の金余り状態があります。
外資の投資ファンド、メガバンクの融資資金等です。
ところで、
彼らが、「放送事業」と「プロ野球球団」に関心を示すのはなぜでしょうか?
それは、インターネットビジネスの世界で、コンテンツの重要性を認識しているからです。
インターネット企業の収入の大部分は、広告収入といわれています。
広告収入を維持し、増大していくためには、「コンテンツ」は欠かせない要素なのです。
従って、インターネットでの集客のためには、
魅力あるコンテンツが不可欠ということになります。
コンテンツの豊富な企業として、目に付くのが「放送事業者」であり、
「プロ野球」等のスポーツ業界なのでしょう。
今回の決着がどうなるのかは、時間の問題と思いますが、
それにしても、「村上ファンド」の投資収益率は相当なものと思いますが??。
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